入院に必要なものって?入院期間別にご紹介!
入院する際、病院からさまざまなものを持ってくるように指示されます。
レンタルできるものもありますが、購入しなければならないものもあります。
詳しくは、病院で手渡される入院案内などに記されていますが、多くの病院で共通する持ちものもあります。
この記事では、入院の日数別に必要なものやあると便利なものを紹介します。
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入院に必ず必要なものは?
まずは日帰り入院などで、日数や理由に関わらず、入院したら必要なものを紹介します。
入院後に家族に持ってきてもらえることもありますが、あらかじめ入院がわかっているならば、早めに揃えておきましょう。
入院時に必須のもの
- 診察券(カード)
- 健康保険証
- 印鑑
- 外来で出されている薬
- お薬手帳
診察券や保険証、お薬手帳は通院時にも必要なので、まとめておくといいでしょう。
特に、複数の病院にかかっており、ほかの病院からも薬を処方されている場合はお薬手帳は必須です。
また、入院中はテレビカード、軽食、飲み物などを購入するために小銭も必要になります。
1,000~5,000円くらい、硬貨とお札を取り混ぜてもっていくといいでしょう。
入院保証金は、事前支払いができる場合と入院当日に支払う場合があります。
入院当日に必要な場合は封筒などに入れてすぐに手続きできるようにしておくといいですね。
入院手続きに必要な提出書類
入院する際には、入院申し込み書・入院誓約書・問診票などさまざまな書類を提出するように求められます。
事前に渡されるので必要事項を記載しておき、クリアファイルなどに挟んで持っていきましょう。
また、食事療養費は所得に応じて減額されますが、そのためには限度額適用認定証や食事療養費の標準負担額減額認定証が必要です。
該当する方は忘れずに持っていきましょう。
このほか、手術をする場合は入院中に手術への同意書や麻酔問診票の記入が必要になることもあります。
病院から筆記具も借りられますが、使い慣れた筆記用具が良い方は持参しましょう。
クリアファイルや書類が入るサイズの大判封筒を持参すると、書類がまとめられて便利です。
【1泊】入院に必要なもの
ここでは、検査などで1泊入院する際に必要なものを紹介します。
どのようなものが必要なのでしょうか?
入院に必要な着替え
下着・靴下・パジャマなど着替え一式を持っていきましょう。
パジャマは病衣のレンタルもあるので、荷物を減らしたい場合は問い合わせておくと良いですね。
急な入院の場合は、病院内の売店に下着や靴下が販売されていますので、利用しましょう。
スリッパや室内履きなどがあると、トイレに行く際などに便利です。
食事用品や日用品
病院では食事は出されますが、コップ・箸・スプーンなどは自前で用意する場合が多いです。
また、入浴が許可されるならばシャンプー・リンス・石鹸なども必要です。
一泊入院ならば割り箸やプラスチックスプーン、使い切りタイプの試供品シャンプーやリンスなどを利用してもいいでしょう。
このほか、基礎化粧品やウエットティッシュ類、歯ブラシや歯磨き粉、ヘアブラシなどもあると良いですね。
スマートフォンやタブレットの充電器などは病院の使用ルールを聞いて、許可されたら持っていきましょう。
コンタクトの洗浄液、眼鏡ケース、コンタクトケースなども人によっては必要です。
入院する方の性別で必要な持ち物が異なることもあります。
男性ならば、カミソリも忘れないようにしましょう。
女性は、生理用品も念のためにもっていくと便利です。
あると便利なもの
細かい荷物をまとめるポーチやエコバック、S字フック、ハンガーなどを持っていくと何かと便利です。
さまざまな用途に使えるので、ビニール袋も複数サイズを3〜4枚持っていきましょう。
【2泊3日〜1週間】入院に必要なもの
次に、2泊3日~1週間と少し長めの入院になった際に必要なものを紹介します。
1泊入院に必要なものに加えてどのようなものが必要なのでしょうか。
暇つぶしアイテム
体調がそれほど悪くない場合は、暇つぶしのアイテムをもっていくと便利です。
ラジオや本、携帯ゲーム機、タブレット、パソコンなど、病院で許可されているものを持ち込みましょう。
病院によってはフリーWi-Fiが通っており、通信料を気にせずインターネットを利用できるところもあります。
また、病室で仕事や勉強をしたいので大容量の通信が必要な場合は、許可を得てポケットWi-Fiなどを持っていくと便利です。
ただし、高価な電子機器は盗難の恐れもあるので、目のつくところに置きっぱなしにしないなど、注意が必要です。
あると便利なもの
入院が長期にわたると洗濯する必要も出てきます。
病院に依頼できたり家族に持ち帰ってもらったりが可能な場合もありますが、自分でコインランドリーを利用するならば、洗濯ネットや携帯用の洗剤などがあると便利です。
このほか、ライト付きのデジタル時計やカレンダーなどもあれば便利でしょう。
医師や訪問者とスマートフォンを出さずに日時の確認が必要なシーンもあるからです。
ただしスマートフォンやスマートウォッチなら時計やカレンダー機能なども全部備わっているので、荷物を少なくしたい方はなくても大丈夫でしょう。
【2週間〜1ヵ月】入院に必要なもの
最後に、2週間以上の長期入院に必要なものを紹介します。
どのようなものがあると便利なのでしょうか?
あると便利なもの
耳かき・綿棒・爪切りなど、身なりを整える衛生用品も必要になります。
病院の売店にも売っているものが多いので、荷物を少なくしたい場合は入院後に揃えてもいいでしょう。
また、2週間以上の入院となると荷物も多くなります。
大部屋に入院する場合、荷物を入れるロッカーも小さくて荷物が収納しきれないこともあるでしょう。
このような場合は、キャリーケースなどを持ち込んで、収納グッズとして使うのもおすすめです。
海外旅行用のケースならば鍵もかかって頑丈です。
どのくらいまでの荷物なら持ち込んでいいか、あらかじめ聞いておくと持ち込みもスムーズにいきます。
リラックスできるもの
長期入院となると、心も弱りがちです。
お気に入りのコーヒーや紅茶、クッションや小物類などを持ち込んでリラックスできる環境を整えておくと入院生活を乗り切れます。
ただし、アロマなど匂いの強いものは同室の方の迷惑になる場合もあるので、大部屋に入院するときはやめておきましょう。
また、病院は意外と賑やかなので、アイマスクや耳栓など安眠できるグッズを用意しておくと便利です。
インターネットが使える環境ならば、動画配信サービスを契約しておけば暇つぶしにもリラックスにもなります。
まとめ:不必要なものも確認を
入院に必要なものや持っていくと便利なものはたくさんあります。
短期入院ならば旅行に持っていくと便利なものをそのまま入院にも流用できるでしょう。
長期入院の場合は、リラックスできる道具や暇つぶしのグッズが重宝します。
ただし、病院によってはトラブル防止のために持ち込みが禁止されているものもあります。
自分の判断だけでなく、入院案内などもよく読んで入院に持っていくものを選んでくださいね。