入院の付き添い中、食事はどうする?無理なく休むための工夫とは
子どもの入院付き添いが必要になった場合、子どもの体のことはもちろんですが、準備するものなど心配なことがたくさんありますよね。
そのなかでも、付き添い中のママやパパの食事はどのようにしたら良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、付き添い中のママやパパの食事はどうするのか、おすすめの食材、休むための工夫などを紹介します。
ぜひ記事を参考に、食事の準備をしてみてください。
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目次
入院に付き添いする家族の食事は出ないケースが多い
入院中に病院で食事が出るのは、患者本人のみとしている病院がほとんどです。
子どもが小さなうちは付き添いが必要で、入院する子どもと一緒に病院で過ごすことになりますが、食事が患者のみの場合は、付き添い分の食事は出ません。
病院食が出ないとなると、付き添い中のママやパパは自分の分の食事は自分でどうにかする必要があります。
付き添い入院するときの食事はどうすればいいの?
付き添い入院する際、子どもの食事は用意されますが、ママやパパの食事は用意されないことがほとんどです。
では、自分たちの分はどのように用意したら良いのでしょうか。
病院のコンビニ・売店を利用する
入院患者以外の食事を用意する方法の一つとして、病院内のコンビニや売店を利用して調達する方法があります。
しかし、入院期間中3食ずっとコンビニや売店のご飯ではお金がかかってしまいます。
また、同じような食事が続き、飽きてしまう可能性もあります。
コンビニや売店はたまに利用する程度で、自分で用意することも考えたほうがいいかもしれませんね。
自分で食事を準備する
コンビニや売店のご飯はそのまま食べられて便利ですが、長く続くと飽きてしまうこともあります。
それを避けるために、レトルトなどの保存ができて簡単に食べられるものを病院に持っていくと良いでしょう。
電子レンジが使える場合は、電子レンジ調理ができて保存がきくものを持っていくのもおすすめですよ。
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付き添い入院の食事で確認しておきたいこと
付き添い入院の食事を用意するうえでいくつか確認しておくと良いことがあります。
付き添い中に電子レンジやポット、冷蔵庫・冷凍庫が使えるかは確認しておきましょう。
これらのものが使えるかどうかによって、どのようなものが食べられるかが変わってきます。
例えば、冷凍庫と電子レンジが使えれば冷凍食品も食べられます。
ポットのお湯を使えれば、即席みそ汁やスープも飲めます。
これだけでずいぶん食事の幅が広がりますよ。
付き添い入院におすすめの食事
付き添い入院では、用意できる食品に多少の制約があります。
ここでは、どのようなものがおすすめの食事なのか紹介します。
レトルト食品
レトルトのごはんとおかずは、付き添い中の食事として用意しておくと便利です。
レトルト食品はレンジで温めるだけで手軽に食べることができるので、時間をゆっくりとれない付き添い中におすすめです。
また、たくさんの種類があるため、飽きにくいことも便利な点です。
電子レンジが使えない場合は、常温で食べられるものを用意しましょう。
災害用の非常食は常温でもおいしく食べられるように作られているのでおすすめですよ。
フリーズドライのみそ汁・スープ
付き添い中も温かい汁物があるかどうかで、精神的にも少し違いますよね。
フリーズドライのみそ汁やスープを用意しておくことで、お湯をかけるだけで手軽に汁物が用意できます。
みそ汁やスープは朝食や食欲がないときにもおすすめです。
ポットが遠くにある場合は、水筒にお湯をためておくことで手軽に使えます。
時間が経つと多少は冷めますが、いちいちポットまで行かずにすみますよ。
カップラーメン
カップラーメンなどのカップ麺は、簡単に食事をすませたいときに便利です。
ラーメンに限らず、うどんやおそば、焼きそばなど種類が豊富で飽きにくいこともメリットです。
味が濃いものが多いので、食欲がないときにも食が進みます。
保存がきくものなのでレトルト食品などのストックが切れてしまったときなどにも良いでしょう。
冷凍食品
冷凍食品には豊富な種類があるので、冷凍庫と電子レンジが使える場合は用意しておくと良いでしょう。
冷凍ご飯や冷凍おにぎりを作って持っていくのもおすすめです。
温めるだけで簡単に食べられるので、たくさんストックしておくと便利です。
しかし、冷凍庫を占領しないようにしましょう。
果物
入院付き添い中は、レトルト食品の割合が多くなり栄養が偏りがちになります。
果物を食事にプラスして少しでもバランスが良くなるように工夫しましょう。
持っていく果物は、みかんやバナナなどの簡単に皮が剥けるものや、皮のまま食べられるブドウなどがおすすめです。
あまり日持ちするものではないため、早めに食べきってこまめに調達するようにしましょう。
缶詰
コンビニご飯やレトルト食品中心だと、炭水化物や肉ばかりになりがちです。
少しでもバランス良くするために魚も取り入れたいですよね。
鯖缶など、魚は缶詰で用意すると保存もきいて常温で食べてもおいしいのでおすすめです。
缶詰は種類豊富なので、好きなものを選べるのもメリットです。
パン
パンも手軽に食べられる食事なので、付き添い中におすすめです。
菓子パンやバターロールなどは、味もしっかりついているので、何もせずそのまま食べられて便利ですよ。
即席スープやレトルトシチューと一緒に食べれば満足感もあります。
賞味期限が長い菓子パンも売っているので、保存に悩む心配もありません。
グリーンスムージー・青汁
レトルト食品中心の食生活になりがちな入院の付き添い期間は、どうしても野菜不足になりがちです。
グリーンスムージーや青汁などで手軽に補うことができます。
食欲がなくても水分補給として野菜を摂れるのもメリットです。
水だけで簡単に作れるので、ベッドを離れずに飲めるのも便利ですよ。
プロテイン
野菜と同様にタンパク質も不足しがちになります。
補うには、プロテインを活用すると手軽で便利です。
プロテインはそれだけでもお腹が多少ふくれるので、朝食代わりにもなります。
パック入りのプロテインはコンビニなどで売られていますが、期間が長い場合は粉で購入して自分でシェイカーで作ったほうが安上がりです。
ココアや抹茶など、味を変えられるものがあると飽きないのでおすすめですよ。
一人でがんばらずに他の人に頼る
子どもの入院付き添い中、離れがたい場面も多く、ゆっくりと食事ができないことも多いでしょう。
しかし、ママやパパまで体調を崩してしまっては本末転倒です。
一人でがんばらずに、ときには他の人に頼りましょう。
家族で交代しながら乗り切る
入院付き添い中は、食事も十分に摂れず、ゆっくり眠れることも少なくなってしまいます。
長期入院でずっと一人が付き添うのは、体力的にも精神的にも大変です。
ママとパパで協力するのはもちろんのこと、おじいちゃんおばあちゃん、自分の兄弟など、家族みんなで協力すれば負担を減らせます。
一日中変わってもらうのが無理でも、数時間、半日交代してもらって、大きなお風呂にのんびり入る、自宅のベッドでゆっくり寝るなど休む時間を作りましょう。
交代中に、食事の補充や必要な買い出しもでき、気分転換にもなります。
手作りの食事を作って持ってきてもらうだけでも、負担は減りますし、ほっとする時間を作れますよ。
保育士・看護師にお願いする
病院によっては病棟に保育士がいる場合があります。
その場合は、ときどきでも子どもをみてもらうのをお願いしてみましょう。
子どもを一人にできないけれど、食事のストックが切れたときやシャワーを浴びに行きたいときなど、そばを離れなければいけないときもありますよね。
そのような場合に、保育士に協力してもらうと良いでしょう。
子どもを優先したい気持ちがあっても、食事を抜くような無理をしないようにしてください。
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まとめ
今回の記事では、入院に付き添いする際の、家族の食事はどのようにしたら良いのか、確認すること、おすすめの食事などをご紹介しました。
子どもが入院すると、家族の付き添いが必要な病院も多く、長期に渡ることもめずらしくないので、体力的にも精神的にも大変なことはたくさんあります。
なかでも、食事は患者以外は用意されないこともあり、悩む部分でもあります。
レトルト食品や缶詰、カップ麺などを活用し、家族や病棟保育士など頼れるところは協力し合いながら乗り切りましょう。
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